研究開発における
月島ホールディングスグループの強み
当社グループの研究開発は、ラボ実験からパイロット試験など、機種、プロセス選定に必要なデータを得るための設備や、分析・解析・評価を行う体制を整えております。お客様がテスト段階から実験に立ち会い、得られたデータを速やかに評価し設備の仕様を詰めていくこともあります。
開発から実用化までの流れを示します。ろ過、乾燥といった個別の機器だけではなく、システム全体の検討も可能です。
例えば、リチウムイオン二次電池分野では、晶析を始めとして、ろ過、乾燥などの機器類と全体のエンジニアリングを一貫して検証・提案することができます。




開発から実用化までの流れ
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基本検討
ラボ実験お客様からの要望を受け、ラボ実験で基礎データを採取します。R&Dセンターでは、ろ過、晶析、乾燥など、コア技術別に実験室を設け、それぞれラボ用の実験機を配置しています。ここで基本性能を評価し、お客様に評価いただき、適用性を把握します。
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スケールアップ
パイロット試験ラボ実験で得られたデータをもとに、屋内実験棟等に常設された各種乾燥機、ろ過機などのパイロット試験機でスケールアップデータを取得します。お客様の立ち会いのもと、成果を確認しながら実験を進めることもあります。
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評価
分析・評価・解析・設備提案得られたサンプルは、速やかに分析室で分析を行うとともに、運転データと合わせて評価を行います。構造解析やシミュレーションなどの解析ツールも活用しながら、最適な設備設計やソリューションを提案します。
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納入・稼働

最近の取り組み
月島ホールディングスグループの技術開発への取り組みについて紹介します。