中国下水処理場向け
汚泥脱水・乾燥・焼却設備

中国では、急速な経済発展・都市化に伴い下水処理場が増加しており、近年では処理汚水量の増加に伴い下水汚泥処理の対策が急がれています。

当社は、国内下水処理場における汚泥処理でトップクラスの実績がありますが、中国においても乾燥・焼却設備で複数の納入実績があり、日系企業としてはトップシェアを誇ります。

それでは、本プロジェクトを紹介していきます。

中国下水処理場向け汚泥脱水・乾燥・焼却設備

当社の上海向け下水汚泥乾燥・焼却設備の実績は、2011年に竹園汚泥処理場、2016年に石洞口下水処理場Ⅰ期工事向けに汚泥乾燥・焼却設備を受注していますが、その品質および運転実績を高く評価いただいたことから、引き続き石洞口下水処理場向け汚泥処理Ⅱ期工事(128トン-DS/日、処理人口約70万人)の汚泥脱水・乾燥・焼却設備を受注しました。

なお、今回工事では、コンソーシアムの代表企業として設備の全体設計も担当しており、これは中国下水処理事業における日系企業として唯一の実績です。

現場着工後工事は順調に進みましたが、2020年5月から始まった試運転は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、運転指導員が派遣できず完全リモートで実施することとなりました。

下水汚泥乾燥・焼却設備など熱を扱う設備は、水処理設備より機器点数が多いうえに、焼却炉内の燃焼状態など運転状況を確認しながら安全かつ最適な運転調整が必須であることから、指導員が現場に常駐するケースがほとんどであり、当社としても完全リモートによる試運転は初めての試みでした。
バーナーの着火調整など繊細で重要な作業もリモートで対応し、問題なく設備の試運転を終えることができました。

汚泥処理設備

汚泥処理設備

日本側の遠隔監視画面

日本側の遠隔監視画面

中国側の中央操作室

中国側の中央操作室

当社は今回の完全リモート試運転の貴重な経験を活かし、労働人口の減少、熟練技術者の不足といった水インフラの課題に対応しながら、上下水道事業の持続的な成長に貢献していきます。