「下水汚泥処理設備」が
「エネルギー供給設備」
生まれ変わる!
創エネルギー型脱水焼却システム

脱炭素社会に向けて

01

はじめに

世界120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げております。日本においては、2030年度の温室効果ガス削減目標を「2013年度から46%削減し、さらに50%の高みに向け挑戦を続けていくこと」を宣言しました。これを受け各産業ではさまざまな取り組みがおこなわれています。
当社は補助燃料が不要で脱水・焼却設備で消費する電力以上の電力を発電可能な「創エネルギー型脱水焼却システム」を開発しました。

02

創エネルギー型
脱水焼却システムの概要

創エネルギー型脱水焼却システムは、図1に示すとおり、「加温濃縮脱水」工程と「創エネルギー型焼却」工程で構成されます。加温濃縮脱水工程では、焼却廃熱として排出される温排水を利用し、混合生汚泥で含水率70% 以下の低含水脱水を実現します。創エネルギー型焼却工程では、省エネ性に優れた過給式流動焼却炉をベースとし、最大限の抽熱と高効率発電により、自燃かつ消費電力以上の発電が可能になります。

03

導入効果

100t/日規模(混合生汚泥 含水率71%、29t-DS/日)の場合、自燃かつ200kW以上の創エネルギーが可能と試算しております。また、温室効果ガス発生量は、図2の通り、従来高温焼却炉に対して約90% 削減が見込まれます。

CONCEPT

開発担当者からひと言

 本システムは、下水汚泥が持つエネルギーポテンシャルを余すことなく利用し、消費以上のエネルギーを生み出す、バイオマスエネルギー供給設備と言えます。
 当然ながら脱炭素社会実現の一助となり得る技術を目指して開発に取り組んでまいりましたが、本開発では、「こんな技術があったらいいな」を詰め込み、AI/ICT技術等を駆使した運転省力化にもチャレンジしております。
 脱炭素社会の実現は、全世界で取り組むべき非常に重い課題ですが、技術者としてこの状況をチャンスと捉え、夢をもってこの難題に取り組んでいきたいと考えております。

水環境事業本部 プロジェクト推進部
ソリューショングループ サブリーダー 河岸 正泰

「下水汚泥処理設備」が
「エネルギー供給設備」に
生まれ変わる!

創エネルギー型脱水焼却システム

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