BPA製造設備

化学分野

概要

ビスフェノールA(BPA)は、代表的なエンジニアリングプラスチックの一つであるポリカーボネート(PC)の主原料であり、光学ディスクや自動車部品など多様な用途に使われています。
今後、継続的かつ旺盛な需要が見込まれる化学品の一つです。
本設備は出光興産(株)殿との共同開発プロセスです。
イオン交換樹脂を用いて原料であるフェノールとアセトンを反応させ、BPAを生成します。
BPAを含む反応生成物から未反応原料を回収したのち蒸発缶にてBPA溶液を濃縮します。
濃縮されたBPA溶液をダブルプロペラ(DP)型晶析装置に供給して結晶を生成させた後、水平ベルトフィルタにて真空ろ過及び結晶洗浄を同時に行います。
結晶は溶解されたのち、DP型晶析装置にて再度結晶を生成し、エッシャ・ウィス押出型遠心分離機にて固液分離および結晶洗浄を行います。
この結晶を再度溶解し、脱溶媒させて純度の高い溶融BPAにし、造粒塔にて粒状のBPA製品を得ます。
月島機械独自の晶析及び固液分離装置を用いて、高純度結晶を得て、高効率洗浄操作を行うことで不純物の少ない高品質のBPA製品を生産できる設備を提供しています。月島機械は、自社で保有する晶析・ろ過・遠心分離等の単位操作技術を活用しながら、国内外にBPA製造設備の建設・機器納入・ライセンス販売等の実績を多数有しています。

BPA製造設備

図1 BPA製造プロセスフロー

 

BPA製造設備

図2 BPA製造設備

関連分野/設備・技術

晶析

BPA製造設備において、最大サイズのDP型晶析装置が使用されています。

ろ過

BPA製造設備において、最大幅で密閉型の水平ベルトフィルタが使用されています。

遠心分離

BPA製造設備において、密閉型のエッシャ・ウィス押出型遠心分離機が使用されています。

ろ過

BPA製造設備において、密閉型のトレイフィルタが使用されています。

産業事業
(機器・プラント)について

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