汚泥脱水機
汚泥処理(脱水)
ダウンサイジング型ベルトプレス脱水機
原理
ダウンサイジング型ベルトプレス脱水機は、ベルトプレス脱水機に濃縮部と高濃度対応型フィード装置を組み合わせることで、脱水性能を維持しつつダウンサイジングを実現した新型ベルトプレス脱水機です。
濃縮汚泥にポリ硫酸第二鉄を注入することで汚泥含水率の低減も可能となりました。
特長
- 汚泥性状の変化に強いベルトプレスの長所を維持しつつ、濃縮部と脱水部を独立させ最適化することで、ろ過速度を1.5倍以上に増加させ、ダウンサイジングを実現。
(2m幅-ダウンサイジング型ベルトプレスで、3m幅-高効率ベルトプレスと同等の処理能力を発揮。容積比50%減、面積比25%減。) - 後注入二液方式により、汚泥の低含水率化が可能。
二重円筒加圧脱水機(トルネードプレス®)
原理
「トルネードプレス®」は、脱水機を縦型配置とすることで、ろ過面の円周方向での固形物負荷を均一にし、さらに内外筒による両面ろ過のため、単位面積あたり固形物負荷が低くろ過濃縮性が高い脱水機です。
ケーキは上方排出のため、脱水機を架台等の上に設置する必要がありません。
特長
- 安定した低含水率化を実現。
- 維持管理費の削減・メンテナンス性向上。
- 設置スペースの削減。
低動力型高効率遠心脱水機(機内二液調質型対応)
原理
月島JFEアクアソリューションの低動力型高効率遠心脱水機は、軽量化と分離液排出半径の小径化により、大幅な低動力化を達成しました。
現地整備が行えるため、オーバーホール時も予備コンベヤにより、約1週間で運転再開可能です。
また、機内二液調質法は、難脱水汚泥に対しても含水率低減が可能です。
特長
- 従来比20~40%消費電力削減。
- 現地整備可能・潤滑ユニット不要。
- 従来比50%の省スペース。