POINT

• MF膜・UF膜を用いたサブミクロンスラリーのろ過濃縮
• スラリーの高濃縮（ペースト状まで濃縮可能）
• 粒子を含まない清澄ろ液

• 装置内部の攪拌羽根により強制的なクロスフロー流を発生させる。
• ろ過操作の過程において、ろ材表面でのスラリー流速の低下がなく、高濃度でも高いFluxでろ過が可能。

POINT

• 効率の高い希釈洗浄操作
• 洗浄液量・洗浄排水量の削減

• ダイアフィルトレーションにより洗浄液の供給とろ液の排出をバランスさせる。(バッチ運転による希釈洗浄）
• 予備濃縮により、高濃度状態から洗浄操作を行うことができるため、使用する洗浄液量、洗浄排水量を大幅に削減。
• 排出ろ液中の除去対象物濃度をインラインで測定することで、洗浄操作の進行度合い、終点への到達をモニタリングすることができる。
• 溶媒の置換操作へも適用可能。

POINT

• 粒子径 20μm以下などでの湿式分級操作

• ろ材には所望のメッシュサイズをもつ金属製スクリーンを使用する。
• ろ材上にケーキ層を作らないろ過方式であるため、メッシュサイズよりも細かい粒子を選択的にろ液側へ回収できる。
• 定期的な逆洗操作により、ろ材の目詰まりを復帰。
• 微細な粒子サイズでの分級操作が可能。（最小分級点5μm)
• スラリー中に含まれる不要な粗粒の除去などに適用されている。

POINT

• 高温・溶剤系スラリーへの対応
• 完全密閉系でのろ過操作

• ろ過膜やろ布などが使用できない高温、溶剤系微粒子スラリーのろ過。
• ろ材には金属製のスクリーンを使用。
• 攪拌羽根の回転数を調整することで、ろ材上でのケーキ層の形成状態を制御。
• 形成されたケーキ層を微細なポアサイズを持つろ材として機能させ、清澄ろ過を行う。
• 設定インターバルの後、逆洗操作によりプリコート層を剥離させ、再度プリコート層を形成させる断続的な運転方式。
• 高温反応層からの微粒子固体触媒の分離、回収などに適用されている。