環境やエネルギー問題に関連する仕事がしたいという思いがある中で、汚泥固形燃料化事業や消化ガス発電事業といった下水処理場からエネルギーを創り出す事業を展開し、社会に大きく貢献していることに魅力を感じ、入社を希望しました。また、ろ過、晶析、乾燥といった単体技術に強みを持っていることも魅力の1つでした。

下水処理場向け設備の基本計画業務を行っており、現在は脱水乾燥システムの基本計画業務を中心に担当しています。基本計画業務では、どのように設備を運転すればムダなく効率的であるかを念頭に、最適なプロセスの検討を行い、機器構成や機器仕様の決定を行います。基本計画は設計・建設の上流工程に位置し、設備を安定的に運転させるための礎を担う業務であり、責任も大きいですが非常にやりがいを感じています。

仕事を進めていくうえで分からないことや悩んでいることがあるときには、上司や先輩方が親身になって相談に乗ってくれるので、若手のうちから仕事を任されてもスムーズに業務を進めることができます。
また、問題が起きたときには目の前の課題に対して諦めることなく、誠実に真摯に取り組んでいることが最大の特徴です。

技術的な知識ももちろん大切ですが、なぜこのような現象になるのだろう、どうすれば解決できるだろうといったことを考える力を伸ばすことを学生時代のうちから意識して取り組むことが重要だと思います。学生時代は有効活用できる時間が多いので、何事にも1つのことに固執しすぎずに、幅広い視点を持って物事に取り組んでみてください。