高校生の頃に海水を淡水化する技術があることを知り、水処理の可能性に感動を覚えその頃より水処理系の仕事へ就きたいと考えていました。大学の研究で排水より有効な資源を分離する研究を行っていたことから資源の有効活用に興味を持ち、下水汚泥を一般的な手法で処理をするのではなく、燃料化を行い燃料として使用する技術を持っていることから資源の有効活用に携われると思い、月島機械を選びました。

私は、機器の基本的なプロセスを決める計画の部門で仕事をしています。お客様から提示された条件の設備を作るためには、過程としてどのような機器が必要か、機器のスペックはどのようにすればよいか等の基本的な仕様を詰めていきます。自分が担当した設備が出来上がっていくところを見ると、図面等で計画していたものが目に見えて自分が設計したものが出来上がっていることを実感でき、やりがいを感じます。

同じ部署の先輩方は優しく、わからないことがある際には質問をすると、1聞いて10の知識を教えてくださるため知識を覚えるのが大変です。皆さん話しかけると気さくにお話をしてくださるので、質問等も気軽にできて助かっています。技術の女性の先輩もいるため、女性ならではの悩みや現場での問題等も相談しやすいです。同期は現場に出ている方が多いため、たまにしか会えませんが、皆個性的で話していて元気をもらえる存在です。

勉強も遊びも両方楽しんで素敵な大学生活を送ってください。今後の進路で悩んだりすることがあると思いますが、悩んだ分だけ良い答えが出ると思うので、自分との対話を大切にしてほしいです。自分が望む道に進めるように信じる事が大事だと思います。