傾斜管式沈降装置
傾斜管沈降装置は沈澱池内に設置し、多層沈澱池を形成し、沈みにくいフロックを確実にとらえ沈降させる、構造が簡単で多くの導入メリットをもつ装置で広く採用されています。
傾斜管の原理と効果
傾斜管を沈殿池に設置する事により通常Hの沈降距離をhまで短縮できます。これによりh/H倍沈降時間が短縮されることになります。これは沈降面積をH/h倍拡げる事を意味します。
傾斜管の原理と効果
傾斜管を沈殿池に設置する事により通常Hの沈降距離をhまで短縮できます。これによりh/H倍沈降時間が短縮されることになります。これは沈降面積をH/h倍拡げる事を意味します。
- 沈降面積の増加
多階層沈殿池の形成により沈降面積の増加 - 整流作用
流速を抑え沈降効果アップ - 二次凝集効果
管内底部に発生する攪拌流によりごく小さなフロックも成長して沈降します。 - 簡単施工
支持桁上に置くだけの簡単設置 - 清掃、維持管理が容易