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製品情報
薬品注入機 マルチフィーダー

マルチフィーダーは、上下水道の滅菌または廃水処理などのために次亜塩素酸ナトリウムを正確に計量 し、圧力水に溶解して所定箇所に注入するものです。流量調節は、電磁流量計と電動コントロール弁の組合せ方式を採用。正確でスムーズなコントロールが可能です。 さらにガス抜き用脱気槽、真空調整弁、インジェクター、異常警報装置、運転表示装置および自動運転用電動弁を備えるとともに、耐薬品性材料を使用して安全性と耐久性を高めています。 また、運転操作は盤面タッチパネルにて「中央」、「現場自動」、「現場手動」等に切り換えができます。「中央」は、中央操作による自動注入制御を行います。「現場自動」は、注入機で設定した定量 注入制御を行います。「現場手動」は、注入機で設定した手動注入制御を行います。

薬品注入機 マルチフィーダー 特長
  1. 正確な計量指示。電磁流量計により実流量を正確に計量指示します。計量範囲はフルスケールに対して80:1 が可能です。
  2. タッチパネル方式の採用。カラー画面により操作が明確、簡単です。又、運転状況も一目で確認できます。
  3. インジェクター方式の採用各種の注入条件に対応でき、さらに注入点での拡散効果も十分に発揮します。またガスロックの影響を受けません。
  4. ガス抜き用脱気槽の装備。次亜塩素酸ナトリウム注入において、一番の問題であるガス分離による計量不良に対処しています。
  5. 優れた耐久性、容易なメンテナンス。耐薬品性材料の使用により、耐久性は抜群で各部機構もシンプルにまとめられていますので、日常のメンテナンスも容易です。
薬品注入機 マルチフィーダーインジェクターに圧力水を給水することにより発する負圧を利用して、薬液貯槽又は高架槽より次亜塩素酸ナトリウムを脱気槽、電磁流量計、コントロール弁、真空調整弁を経由してインジェクターへ吸引し、塩素水として注入点まで圧送します。

機内ラインの真空度は、真空調整弁により一定に保持され、薬液流量は電磁流量 計により実流量が測定され盤面のタッチパネル上に表示されます。

流量調節は電動式コントロール弁により、手動でも、自動でも行うことができます。手動、自動の切替は、盤面 のタッチパネルにより操作を行います。

運転は、次亜塩水注入弁→給水弁→次亜塩供給弁の順に電動弁が開となり、運転状態となります。停止は、運転の逆動作となります。

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