電子ビーム溶接

市川工場は、国内最大級の電子ビーム溶接機や大型工作機械(製缶加工、機械加工)を有しており、お客様が設計される製品の受託加工にも対応しております。大型製品の高精度加工のジョブショップとしてご活用いただけます。

電子ビーム溶接の概要

高密度エネルギーを利用することにより、少ない入熱量と生産効率を高める電子ビーム溶接。他の手法では不可能とされる複雑かつ高度な溶接を可能にします。厳しい要求と高品質を実現できるオンリーワン技術といえます。
月島機械では1970年代にいち早くこの技術を確立し、ノウハウを蓄積してきました。構内には国内有数の大型チャンバー2基を保有し、お客様からの受託加工のニーズにお応えしております。

電子ビーム溶接の原理

電子ビーム溶接とは真空中で発生させた高速の電子ビームを当て、その衝撃発熱を利用して行う溶接方法です。

  1. 電子の放出
    フィラメントを加熱し、金属中の自由電子を放出させる。
  2. 電子の加速
    陰極、陽極間に高電圧をかけて電子を加速する。
  3. 電子ビームの収束
    電磁レンズに電流を流すことによりビームを収束させる。
  4. 照射
    固体表面に高速電子を衝突させ、加熱溶融する。

電子ビーム溶接の特長

  1. アーク溶接の1000倍以上にも及ぶ高密度エネルギー熱源を用いるため、幅の狭い、深溶け込みの溶接が可能。
  2. 溶接変形が極めて小さい。
  3. 真空中で行われるため、コンタミのない高品位溶接が可能。
  4. 活性金属(チタン、ジルコニウムなど)の溶接に適している。
  5. 高融点の材料(タングステン、タンタル、モリブデンなど)の溶接が可能。
  6. 異材溶接(ステンレス鋼と銅、バネ鋼と高速度鋼など)の溶接が可能。

電子ビーム設備仕様

    No.3 No.4
電子銃 メーカー Steigerwald(SST) Steigerwald(SST)
加速電圧 150kV 150kV
定格出力 60kW 60kW
真空チャンバー 長さ 8,500mm 9,700mm
3,800mm 4,800mm
高さ(有効高さ) 2,900mm(2,300mm) 3,100mm(2,425mm)
排気系 到達圧力 6×10-3Pa 6×10-3Pa
排気時間 20min 20min
駆動系 Xテーブルストローク 4,000mm 4,500mm
Yテーブルストローク 1,800mm 2,300mm
Zスライダーストローク 1,000mm 1,000mm

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